放課後等デイサービス事業部

◎放課後等デイサービス事業部  理念

「早く放課後が来ないかな。

だって、それあ~どに行くんだもんっ!」

そんな子供たちの笑顔と喜びと

明日への希望を繋ぐ『今』を

一緒に創造していく支援を行っています。


◎放課後等デイサービス事業  「それあ~ど」


NPO法人Harmony の放課後等デイサービス事業「それあ~ど」は、主として重症心身障害児のための通所施設です。(障害の状態については相談に応じます)
医療的ケアを必要とする方の受け入れも致します。

もともと重症心身障害児(医療的ケアのある方も含む)が通える放課後等デイサービス施設が少ないという現状がありました。
その上さらに、重症心身障児の受け入れ先として多くの方が利用されていた発達医療センター(友愛のさと)の「すずらん」さんの閉鎖に伴い、重症心身障害児(医療的ケアのある方も含む)の通える放課後等デイサービス施設が余りにも少ない…という現状を鑑み、ハーモニーが力になれるのであれば重症心身障児(医療的ケアのある方も含む)が安心して楽しく通える通所施設を作りたい!という気持ちで、小規模多機能型施設の特例(生活介護10名+放課後5名)として「それあ~ど」を開設致しました。

 

☆開所日    月曜日~金曜日
☆時   間    下校時お迎え~午後5時
                (夏休み等 午前9時30分~午後4時 予定)
☆休   み    土曜日/日曜日/祝日
                お盆(8月13日~8月15日)、年末年始等
☆定   員    5名(最大7名)
☆対   象    重症心身障害児(医療的ケアのある方も含む)

 

◆ハーモニーの放課後等デイサービス事業「それあ~ど」の特徴

1.  浜北特別支援学校まで看護師と介護士がお迎えに行きます(ご家族が送ってきてくださ
     る場合は他の特別支援学校の生徒さんでも受け入れさせていただきます)

2.  光、音、香りによって五感を刺激しながら、ゆったりとリラックスタイムを楽しんでい
   ただける「スヌーズレン」(このページ最下部に説明があります)を導入

3.  誕生会、ひな祭り、お花見、七夕、お月見、ハロウィン、紅葉、クリスマス等といった
     季節を感じることが出来るイベントを職員さん達と一緒に作っていきます

4.  職員さん達がみんな優しくて、あったかい心を持った人達ばかりです

5.  「それあ~ど」に併設しているクリニック(ハーモニーファミリークリニック)の院長
      は、聖隷おおぞら療育の利用者さん達を実際に診察していた経緯がありますので、
      医療的ケアのある方も安心してご利用いただけます

6.  個々の利用者様の体調、ご希望等に合わせた支援計画を立てさせていただき、学校で疲
     れた心と体をゆったりとした雰囲気の中で癒しながら過ごしていただきます    

7.  機能訓練(静的弛緩誘導法)が出来る職員、保育士がいます

8.  春休み、夏休み、冬休み等の学校が長期に渡ってお休みする場合、1日の受け入れも
      させていただきます

9.  利用者様が仰向けになっても強い光が目を刺激しないよう、活動室には目に優しい蛍
       光灯を使用しています

10.  たくさんのボランティアの方が慰問や整体、タクティールケア等のマッサージに定          期的に訪問いただいています(現在は中止しております)

 

※利用希望人数が多い場合、利用日時を調整させていただく事をあらかじめご了承ください。また、ご自宅への送りはしておりませんのでご理解ください。


お子さん達が心待ちにすることが出来るような通所施設を目指して行きます!


◎放課後等デイサービス「それあ~ど」 一日の流れ

 

一日の流れ  (月曜日~金曜日)

放課後   学校お迎え

            来所

            バイタルチェック

           「ただいまの会」

            活動

15:00  おやつ

            活動

17:00  退所

 

学校休業日

10:00  受け入れ

            バイタルチェック

            水分補給

           「はじまりの会」

            午前活動

12:00   昼食

             午後活動

15:00   おやつ

16:00   退所


◎「それあ~ど」ご利用方法


◆ご利用にあたって

※当施設を利用するには受給者証が必要です。
   受給者証をお持ちでない方はお住まいの市町にご相談ください。

1.  当法人「ぷえんて」で「サービス等利用計画案」が作成できます。

2.  市に提出された「サービス等利用計画案」を参考にして、「生活介護」の支給決定が行
     われます。

3.  市役所から支給決定が通知され、「障害福祉サービス受給者証」が交付されます。

4.  当事業所の担当職員が、ご本人ご家族と面談致します。

5.  ご利用について当事業所内で協議し、調整した上で、その結果をご連絡致します。

6.  ご利用開始日について日程を調整した上で契約を取交わし、正式にご利用が開始されま
     す。


◎「スヌーズレン」とはどんなものなの?

「スヌーズレン」とは、障害が重い人たちでも楽しめるように、光、音、におい、動、温度、触覚の素材等を組み合わせたトータルリラグゼーションの部屋です。

重い障害を持つ人が、感覚に直接訴える刺激を通して外界を知り、楽しむ、という
見解から、柔らかく、優しく色々な感覚を刺激する機器をそろえたのがこのスヌーズレンです。
介助者にとっても心地いい空間となりますし、障害がある人の自発性とペースを大切に体験を共有できます。
よってどんな人でも、ありのままの自分が受け止められ自分で選び、自分のペースで楽しむための、人生の大切な時間を過ごす事ができますのでこれを導入する事により、より良い支援をさせて頂く事ができるように思います。

ちなみに・・・
スヌーズレンの語源は2つのオランダ語、スニッフレン<クンクンとあたりを探索する>
ドゥースレン<ウトウトくつろぐ>から造られた造語であり、「自由に探索したり、くつろぐ」様子を表しているそうです。

DVD を換えれば「宇宙空間」「ジャングル」「花火」等、様々なシチュエーションルームにチェンジします。

最近ではその効果が認められつつあり、少しずついろいろの事業所で導入されています。